お客様事例
更新:2026-07-21 12:00
人事制度設計

業界・業種
卸売・小売業 ※社名非公開
社員規模
150名(5年後には450名を想定)
実施期間
約3カ月
提供サービス
人事制度設計
クライアント企業は、海外化粧品を取り扱う従業員150名規模の中堅商社です。近年急成長を遂げており、5年後には現在の3倍にあたる社員数を見込むなど、さらなる事業拡大が予想されていました。それに伴い、専門性の高い経験豊富な人材の確保と定着が急務となっていました。 しかしながら、人事制度が未整備な状態で組織が拡大したため、以下のような課題を抱えていました。
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年功的に等級や給与の格付けを行っていたため、若い上司と年配の部下との間で賃金逆転が発生することもあり、社員の処遇に対する納得感が低くなっていました。
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社員の成長を可視化できておらず人材管理が難しい状態であり、結果として離職率が高止まりしていました。
これらの課題に対し、経営層や現場責任者へ丁寧にヒアリングを行い、今後必要となる専門人材像とキャリアビジョンについてディスカッションを重ねました。 同社は急激な成長フェーズにあるため、組織やビジネスが変化した数年後にも再設計がしやすい「シンプルで拡張性のある(変化に耐えうる)」人事制度を構築することとし、以下の3つを基本方針として定めました。
1.社員が働き続けることで“キャリアを描きやすく、成長を可視化”できる仕組み
2.「専門性」と「マネジメント」の両軸を確立する複線型キャリアパス
3.当面の運用負荷を抑えつつ、社員のリテンション(引き留め)を強化する

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プロフェッショナル人材として成長を見込めるよう、ある段階で「プロフェッショナル軸」または「マネジメント軸」を選択できる複線型キャリアパスを採用しました。
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また、店舗勤務の販売スタッフも本社社員と同一のフレームワーク(評価・処遇方針)で管理できるよう区分設計を行い、全社で一貫した基準を設けました。

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今後さらに多くの人材を中途採用していくことを見据え、給与水準を外部相場よりもやや高めのレンジに設定し、中途採用競争力を強化しました。
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同時に、給与レンジを広く設けることで、新制度移行時の給与増減インパクトを低減する工夫を施しています。
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これまで固定的に支給されていた賞与については、業績や評価によって大きく変動する仕組み(変動支給)へ転換し、成果や行動に対してメリハリのつく配分としました。

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行動評価(プロセス)と業績評価(成果)を明確に分離しました。
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行動評価の結果は中長期的な「昇格・昇給」に結びつけ、業績評価の結果は短期的な「賞与」へダイレクトに反映させる仕組みとすることで、評価の目的を明確化しました。
新しい人事制度によって明確なキャリアパスが提示されたことで、専門性を高めて成長したいと考える社員の定着率が大きく向上しました。
また、外部市場を意識した給与水準と、行動や成果に応じた公正な処遇体系が整ったことで、社内の納得感が醸成され、長年の課題であった離職率の低減につながっています。
急成長フェーズの企業に最適化された、シンプルかつ実効性の高い人事制度設計の導入事例となりました。
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