被評価者が評価制度の意義や活用方法を理解すれば、評価にかかる管理職の負担は軽くなります。
また、被評価者自身が評価を自分事とすることで、より一層、個人と組織の成長につながります。
評価者研修に力を入れる企業は増えました。しかし、評価は「する側」と「される側」の共同作業であることは意外と社員、特に被評価者は理解していません。
どれだけ評価者のスキルを磨いても、被評価者が目標設定の意図を理解せず、評価を通じて自らの現状を客観的に受け止められなければ、評価者が努力しても評価への不満は解消せず、評価者の疲弊を招きます。
本研修は、被評価者一人ひとりが評価を自分事とし、「自分の成長を加速させる仕組み」として使いこなすことを目指します。自身の成長を引き出すための、目標設定・自己評価・上司との対話——この3つの力を鍛えることで、評価の納得感が高まり、組織全体の成長スピードが変わります。

目標が「昨年と同じレベル」「無理なく達成できるレベル」となっている。

期末の自己評価が甘く、処遇を上げるための自己評価という理解にとどまっている。

フィードバックを「言われたこと」で終わらせ、次の成長につなげられていない。

評価制度そのものへの不信感があり、「どうせ評価は上司が決めるもの」と受け身になっている。
被評価者の資質による差はもちろんあります。ただ、多くの企業で起きているのは、資質以前に「評価制度の内容、使い方」を学ぶ機会がなかったことによる問題です。
トランストラクチャでは、例えば評価シートの構造を確認し、被評価者の理解を阻害する要因を把握、それら分析を踏まえて、学ぶ機会を提供します。
受講後、被評価者は次の基礎を身につけることができます。
POINT 1
等級に相応しい、達成基準が明確な目標を立てられる
まず、組織の一員として組織目標の達成に貢献する視点、自分の等級に求められるレベルの目標設定をする意義を理解、そのうえで何をどのレベルで、どのように目指すのか、誰の目にも明確な目標を設定するためのポイントを学習、それらを実行できる基礎が身に付きます。
POINT 2
期待される行動を理解し、正しく自己評価して成長計画を描ける
会社が自分に期待している行動は、自分の業務に落とし込むことで、初めて具体的な理解につながります。
そのうえで、基準に照らして自らの行動を振り返り、強みと課題を見極めることを学習することで、次期に向けた実効性のある成長計画を自ら立てられる基礎が身に付きます。
POINT 3
上司と能動的に対話し、フィードバックを自らの成長に変える
上司からの指導や評価を「待つ」のではなく、自らコミュニケーションを取り、自分の現状を上司へ共有することで、効果的な指導と納得できる評価を受け取ることができることを理解、実感します。
また、受け取ったフィードバックを自身の成長という視点で前向きに解釈することの重要性を理解、共感していただくことで、日々の行動変容に繋げる基礎が身に付きます。
評価は「される」ものから、「使いこなす」ものへ。
この意識転換こそ、被評価者研修が生み出す最大の価値です。
貴社の人事制度、課題感に合わせて柔軟にカスタマイズいたします。以下は研修の構成例です。
Step1
評価制度の目的
なぜ評価があるのか。被評価者の役割と、制度を成長に活かす視点を共有する。
Step2
求められる期待と評価の活用
組織の一員として貢献すること、それを前提に、会社が求める役割、成果・行動レベルを具体的に理解する。
また、目標設定及び行動評価の原理原則を理解する。
Step3
目標設定演習
組織目標との連動を考えながら、明確な目標を実際に作成、講師や受講者と一緒に学習した内容を押さえた意味のある目標となっているか検証する。
Step4
行動評価演習
自己評価を他受講者に説明し、講師や他受講者と検証することで、自己評価を事実、基準ベースで説明できる必要性とその検証を通じた自身の行動上の強み・課題を言語化する。
Step5
成長計画の立案
課題を踏まえ、次期に向けた具体的な成長アクションプランを策定する。
Step6
上司との対話・面談準備
共通理解を作る伝え方と、フィードバックの意義を理解し、実践の場をイメージした演習を通じて効果的なやりとり、受け止め方を学習する。

「研修を受ける機会をいただけたことで、人事制度の変更に伴う戸惑いを払拭することができた。」
【サービス業 / 東京本社にて対面受講】

「他の方の目標の書き方が参考になりました。具体的にブレイクダウンする方法を早速取り入れたいと思いました。」
【マーケティングサービス業 / オンライン受講】

「行動評価を記入する際、何をやってきたのかを思い出しながら記入していたため、自身のやってきたことをメモに残すということをやっていきたい。」
【情報通信業 / 大阪支社にて対面受講】

「評価を受ける側だとどうしても受動的なスタンスであったが、自分からも働きかけていけないと理解できた。」
【金融業 / オンライン受講】

「自分はきちんと行動できていると思っていたが、基準を見ながら他の人と意見交換したことで、自分の足りない部分を知ることができた」
【不動産業 / 福岡支社にて対面受講】

「1on1面談の部分で、なかなか上手く進める事が難しかったですが、ロープレを実施する事で自分自身の課題も見つかり勉強になりました。」
【医療・福祉 / 課長職 / オンライン受講】

「フィードバックの重要性の理解と演習により、実践に生かすことが出来る。部下との目標設定が非常に大事であることを感じた。」
【 インフラ・通信/ 役員職 / 札幌オフィスにて対面受講】
研修は完全カスタマイズ。20業界・年間百件以上の人事制度設計や導入・運用支援で培った知見を基に、貴社の制度が描く行動を、現場の行動に変える研修を設計します。
講義偏重ではなく演習中心。例えば、作った目標をその場で添削し、実務にそのまま持ち帰れます。
評価者研修との一貫設計が可能。「する側」「される側」の目線を揃え、評価の納得感を組織全体で高めます。
まずは貴社の課題をお聞かせください
評価制度を「運用できる」状態へ。被評価者研修のご相談・お見積りは無料です。